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執筆者の写真karada1st

トランス脂肪酸は危険な油

更新日:2021年5月25日

結論:トランス脂肪酸はあらゆる病気を誘発します

トランス脂肪酸は、肥満や生活習慣病を招き、ガン、うつ病、認知症、アレルギー、胆石、不妊および流産、未熟児出産、など、あらゆる病気を誘発します。


天然のトランス脂肪酸は動物の肉や乳にも含まれています。問題となるのは水素を添加して不飽和脂肪酸である植物油を、酸化しにくい、見せかけの飽和脂肪酸に人工的に変えた不自然なトランス脂肪酸です。

自然界に存在しないものを、体は利用することができません。 大部分が体内に溜め込まれ続けるということです。 体内で使い道のないトランス脂肪酸のような不自然な脂質は、高脂血症から動脈硬化に至る一大要因であり、それが心筋梗塞や脳梗塞につながっていきます。


WHOは世界の食料供給からトランス脂肪酸を撲滅することを呼びかけています

WHOによる推計では年間50万人がトランス脂肪酸の過剰摂取による心血管疾患で死亡しているとされます。


そんな中、日本はWHO基準の1日摂取エネルギー量1%未満を満たしているとし、規制も表示義務もありません。


ほぼすべてのファストフード店では、ポテトやチキンをカラッと仕上げたり、ドーナツをサクサクとした歯ごたえにするために、植物性ショートニングを高温で溶かして揚げ油として使っています。ビスケットやスナック菓子のサクサク感はショートニングによるものです。

スーパーの総菜コーナーの揚げ物も同様です。高級天ぷら店以外では、古い油をろ過して使いまわすのでトランス脂肪や過酸化脂質(時間を経過し酸化した油)が例外なく増えています。


トランス脂肪酸が含まれている食品

外食

ファストフード、ピザ、揚げ物全般(とんかつ、天ぷら、コロッケなど)

お菓子類

ケーキ、パイ、クリーム、クッキー、ドーナツ、ホットケーキ、ナゲット、アイスクリーム、ピーナッツバター、スナック菓子、ポテトチップス

インスタント食品

インスタントラーメン、カップスープ、カレールウ、シチュールウ、レトルト食品

冷凍食品

揚げ物全般、唐揚げ、コロッケ、フライ類、冷凍ギョウザ、冷凍ピザ、ハンバーグ

調味料その他

マヨネーズ、マーガリン

フライドポテト、味付けポップコーン、コーヒーフレッシュ


トランス脂肪酸を含むと考えられる原材料表示

マーガリン、ファストスプレッド、ショートニング、加工油脂、植物性油脂、食用調合油


揚げる、焼く、炒めるは控えよう

たとえトランス脂肪酸を含まない油を使ったとしても、高温で揚げる、焼く、炒めるといった調理の過程でトランス脂肪酸が大量に発生します。


できれば、茹でる、煮る、蒸す、生食といった日本の伝統的な和食の調理法が良いです。せめて揚げ物は控えたいです。


いちいち気にしていたら食べられるものが無くなる?!

あれもダメこれもダメなどとトランス脂肪酸を食卓から100%排除していくのは、かなり困難です。結論としては、加工食品を減らし、できる限り家で手作りしたものをたべれば良い、となります。ストレスをため込まない程度にできる限り控えるのが得策です。


結果、痩せます

上記のようにトランス脂肪酸を含む食品は、高カロリーな割に栄養価が低い加工食品ばかりです。トランス脂肪酸の過剰摂取を控えれば、間違いなく過食は防げます。健康とダイエットは確実につながっています。


※からだ琉球では「健康とダイエットは両立する」という食事指導を行っております。自身のカラダは、自身で選んで食べた物からできています!食事をクリーンにすることは身体運動と同様に大きなインパクトがあります。是非、トライをおススメします!



※からだ琉球では「健康とダイエットは両立する」という食事指導を行っております。自身のカラダは、自身で選んで食べた物からできています!食事をクリーンにすることは身体運動と同様に大きなインパクトがあります。是非、トライをおススメします!





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